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【なぜ?】起きれない症状の「起立性調節障害」になってしまうのか?【原因】

そもそも起立性調節障害とは一体?

起立性調節障害は、朝起きられない・立ちくらみ・全身倦怠感・立っていると気分が悪くなる・失神発作・夜寝付けない・頭痛や動悸 といった症状を指します。

 

特に小学校高学年から中学生の思春期の子供に多く、女性と男性を比べると女性の数の方が多くなっています。また、統計調査によると、年々その数は増加傾向にあります。

 

朝は起きられず、頭痛、片頭痛、緊張性頭痛のどれかを持っていることが多く、そのタイプに依って症状も薬も変わってきます。

 

また、夕方から夜に掛けて元気になってくるのも起立性調節障害の特徴なので、親から見ると仮病に見えたり、午前中は具合が悪くて学校にも行けないので、不登校状態になってしまう事も多いです。

起立性調節障害のメカニズムについて

起立性調節障害は、思春期に自律神経の働きが`急激な身体の発育についていけず、両者がアンバランスになることから起こると考えられています。
この症状を持つ子供達をよく観察すると、周囲に気を使い過ぎてストレスをためてしまう子、不登校を合併している子など、心理的な面が原因となっている場合も認められますので、一人一人の症状とその原因から考え、多方面からの治療が必要となります。

 

人間は急に立ち上がると脳貧血を起こすことがあります。これは、一時的に脳に血液が行かなくなり起こるものです。
しかし、この脳貧血も段々酷くなってくると、起立することが困難になる為、日常生活に支障をきたすようになっていきます。

 

健常者の場合は、立ちあがった時、交感神経が働いてノルアドレナリンが分泌され、血管が収縮して脳への血液も保たれます。
しかし、起立性調節障害の場合は、この働きが上手くいかないので、血液は下半身の方へ下がってしまい、下半身から心臓へ戻る働きも健常者より劣る為、心臓は血液を循環させる為頻脈となり、本人は動悸を感じて苦しくなります。

 

起立性調節障害のサブタイプ

起立直後性低血圧…起立直後の強い血圧低下に依って強い立ちくらみと全身倦怠感があります。これが25秒以内に収まれば起立直後性低血圧とされます。

 

体位性頻脈症候群・・・起立時の血圧低下はないものの、頻脈とふらつき、頭痛津の症状があります。起立した時に、下半身に溜まる血液に対して、交感神経の異常な興奮やアドレナリンの過剰分泌によって起こるとされています。

 

神経調節性失神・・・起立中に突然血圧が低下し、失神します。発作時は普通とは逆に徐脈を起こすこともあります。

遷延性起立性低血圧・・・起立後数分以後に血圧が徐々に下がっていくものです。頻度は高くありません。

 

その他に、循環器系に異常はないのに起立性調節障害を起こすこともあります。
原因としては、過敏性腸症候群、昼夜逆転リズム、精神障害(適応障害、うつ病、不安障害)が挙げられます。

 

残念ながら子供の起立性調節障害の原因については、まだよくわかっていません。しかし、最近遺伝が指摘されていますので、交感神経機能が悪い人がなりやすいと言われています。

 

起立性の治療法

まず、医師は患者の気持ちに寄り添うことが大事になってきます。

 

起立性調節障害の子供は周囲や親からすらも仮病とみなされたりするので、非常に神経が過敏になっていたり親や学校に不信感を持っています
医師は実際に計った血圧を見せたりして、この病気のメカニズムについて充分な説明から始めます。

この病気はまず薬以外の方法から治療を始めます。
軽い散歩程度の運動、立ちあがる時はゆっくりと、規則正しい生活リズムを身に付ける、気温の暑い場所は血管が拡張するので避けます。

 

そして、起立性調節障害の子供は塩辛い物を好まないのですが、循環血漿量を増やす為にやや塩分を多く取ると効果があります。

 

それでも効果がない場合、又は日常生活に支障をきたしている場合は、医師に相談して投薬をして貰います。

 

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