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【不登校になる前に】起立性調節障害の小学生・中学生の子供が共通して苦労する8つとは?

起立性調節障害は、小学生で5%、中学生で10%が罹っているといわれています。身近なところで誰にでも起こりうる病気であり、「起立性調節障害」から子供が不登校となることも珍しくありません。

 

今回の記事では、「起立性調節障害の子供が共通して苦労するであろうこと8つ」をご紹介します。

起立性調節障害の子供が共通して苦労するであろうこと8つ

 

1、怠け者だと思われる

起立性調節障害は自律神経の乱れによって起こる病気です。怠けているつもりはないのに、表面的にはそのように見られてしまうことから、子供が最も苦労する点の一つです。

 

次第に自分は「みんなとは違う、だめな人間だ」と思い込むようになります。何気ない子供の発言に耳を傾け、自己評価が著しく低下していないか注意しましょう。

 

 

2、他の子と比べて評価される

最もやってはいけないことですが、親も子もいずれの立場にいても「他の子と違う」と比べてしまいがちです。子供はただでさえ学校に行けないことで社会的な居場所がなくなり、自尊心が低下しています。親は「他の子は普通に学校に行っているのに」と比較する気持ちが沸いてきますが、子供も休みたくて休んでいるわけではありません。

 

周りの子を見るのではなく、自分の子供の最大の理解者であるように心がけましょう。

 

3、学校の遅刻・欠席が増える

朝起きられないことで、遅刻・欠席日数が増え、小学校でも中学校でも進級や進学できなくなる可能性があります。欠席が続いてしまうと、「今更いくら休んでも同じ」という気持ちになっていきます。

 

朝からの登校が難しい場合も、調子の良い午後から登校する、保健室登校するだけでも最低限遅刻として扱ってもらえます。

 

進学時の面接でも、「起立性調節障害があるが、調子に合わせてできる限り登校した」と努力を表すことができます。一日一日を大切に、遅刻や欠席の回数をできるだけ増やさないよう努めましょう。同時に、親はプレッシャーをかけないように子供の意思やペースを大切にしましょう。

 

 

4、学校の学習についていけなくなる

遅刻や欠席を最大限減らすことは重要ですが、どうしても調子が悪いときは学校に行けず、その分学習も遅れていきます。遅れれば遅れるほど、学習の進行についていけなくなるため、早い段階で対策を練ることが重要です。

 

少しの遅れであればすぐに取り返せますが、数年単位で遅れると挽回が難しいです。夕方調子の良い時間帯に学習塾や家庭教師を利用するなどを検討します。外に出る機会がある方が夜のスムーズな入眠に繋がるため、子供の意思や経済状況から可能であれば学習塾の利用がベターかもしれません。

 

 

【5】昼夜逆転して睡眠障害を併発する

朝起きられない生活が続くと、次第に昼夜が逆転していき、夜更かしするようになります。夜が明ける頃に眠るという場合も少なくありません。

 

睡眠リズムが乱れてしまうと、起立性調節障害の有無に関わらず、誰でも起きることが困難になります。夜になったら眠れるように、日中は体を動かして程良い疲労感を得ることが重要です。午後からの登校、散歩、買い物など、どんな形であれ外に出る時間を持つことを意識しましょう。

 

 

【6】友達付き合いがなくなる

大人であれば、病気や障害のことを理解して配慮してくれることが多いですが、クラスメートはまだ子供です。なかなか理解を示さず、時々登校する程度では仲間に入れないことも多いでしょう。

 

多感な年代であるため、子供も人に対して心を閉ざし、学校に行くことがストレスになる可能性があります。その点からも、できるだけ学校に顔を出し、仲間と同じ時間帯に授業を受けることが第一です。

 

既にクラスメートとの距離が大きくなってしまい修復が難しい場合は、学校は勉強だけしにいくところと親子で割り切って、校区から少し離れた地域で習い事などを通して同世代の子供と交流を図る機会を持つことをおすすめします。

 

 

【7】パソコンやスマートフォンばかり触るようになる

 

夜型の生活になると、どうしてもパソコンやスマートフォンを使って就寝前の時間を過ごしてしまいます。

 

もし、クラスメートや友人との良い交流のツールになっているのであれば過度に制限する必要はありませんが、「何時になったら使用をやめる」というように親子でルールを共有しましょう。夜に光を見ていると、脳が昼間と誤解をするため、生活リズムが乱れる原因となります。

 

 

【8】親や教師からの理解が得られない

親や教師から、「なんで起きられないの」「いつまでこんなこと続けるの?」などと厳しい言葉を浴びるケースも少なくありません。

 

そうした言葉は、周囲の理解の欠如から生まれます。子供からすれば、孤立した状況で頼りにできるのは親だけなので、親としては常に共同で問題解決していく姿勢を見せなければなりません。

 

教師の理解がない場合は、学校に医師の診断書を提出して、ただの怠けでないことを説明すると効果的です。

 

 

以上、「起立性調節障害の子供が共通して苦労するであろうこと8つ」についてご紹介しました。まずは生活リズムを整え、学校生活での問題や遅れを最小限にできるように、子供の苦労に寄り添っていく必要があります。

 

進学を含め、子供の未来が制限されることのないよう、早めの対応を心がけるようにしましょう。

 

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