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双極性障害で朝起きられない時にやってはいけない3つの事

双極性障害のため朝起きられないケースは、基本的に鬱状態のときと考えていいでしょう。なので、基本的には鬱状態のときの対処法と大きく変わるところはありません。患者さん本人や、周りの人が何をやってはいけないのかについて簡単に説明していきます。

【1】「頑張って早起きしよう」は逆効果

双極性障害の人が朝起きられないのは病気のためで、怠けているわけでもたるんでいるわけでもありません。むしろ過剰なストレスが原因で病んでしまっているといっていいでしょう。つまり「頑張りすぎてしまった」わけです。
こんなときに「頑張って早起きしよう」などと励ますのは完全に逆効果なのです。「自分は頑張ってきたのに、まだ頑張らなくてはならないのか」と精神的に追い詰めてしまう結果になってしまうからです。いくら善意のつもりであっても、かえって傷つけてしまうのでは意味がありません。
また、鬱状態のときには脳内物資のバランスが崩れてしまっている関係で、物事の優先順位をつけにくくなっています。何を頑張っていいのか分からない状態で「頑張れ」と言われても「じゃあ何を頑張ればいいんだよ」というストレスを与えてしまいます。

 

【2】「怠けているんじゃない」と叱る

上にも書きましたが、双極性障害の人は怠けているのではありません。心の病気のためにこれ以上頑張ることができなくなっているのです。もっと言えば、ストレスで疲弊しきってしまった心をしっかりと休めないといけない状態なのです。風邪をひいて熱があるときには眠って治そうとするのと同じことだと考えていいでしょう。
本人の意志ではどうにもならないものを、気合で治せ、気の持ちようだ、怠けるんじゃないといわれても、そんなことはできるわけがないのです。というか、できないからこそ病気なのです。
腹が減っては戦ができないのと同じで、心がお腹を空かせていては動けなくなるのも当然なのです。ちゃんとした時間に起きられるくらいに回復するまで、見守っていくしかないのです。

 

【3】悲観的になってはいけない

上と若干矛盾するかもしれませんが、双極性障害で朝起きられないときに「自分はいつまでもこのままなんだろうか」と悲観的になってしまうのは良くありません。「朝起きることもできないなんて、自分はなんて情けないんだろう」と自分を責めるのもダメです。
一昔前と比較して、今は双極性障害という病気への理解は深まっていますし、医療技術も発達しています。時間はかかるかもしれませんが、いつかは治る病気なのです。治ったときの未来像を想像して、気楽に構えておいてください。そうやって前向きになることが、双極性障害治療の特効薬のひとつでもあるのです。

 

焦らず気長に構えておくことが肝要

まとめると「焦って無理に起こそうとしてはいけない」のです。ストレスで疲れた心が回復すれば、ちゃんと朝起きられるようになります。それまでは焦ることなく、本人も周囲も気長に構えておくべきなのです。

 

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