ADHD・起立性・季節性・パセドウ病・双極性等の病気・症状も改善していきましょう

朝起きられない症状の起立性調節障害でやってはいけない3つの事

怠けたくて起きられないわけではない

まず留意しておいてほしいのは、起立性調節障害で朝起きられない子供は、怠けたくてそうなっているわけではないということです。ちゃんと起きたいのに自分でそれがコントロールできないというジレンマに陥っているのです。起立性調節障害は内気な優等生タイプや、オーバーワークになりやすい頑張り屋さんに多いとされており、現状に対して「どうして自分はこうなの?」というストレスを感じている可能性が高いでしょう。

【1】叱りつけるのは逆効果

そういう状態に対してやってはいけない行為は、無理矢理改善しようとして叱りつけてしまうことです。「起きられないのは気合が足りない」という精神論に則って、強引な方法で起こそうとしてしまうのが一番いけません。
起立性調節障害の原因のひとつは、ストレスだとされています。上記のように優等生や頑張り屋さんに多いのは、結果としてストレスを抱えてしまいやすい性格だからなのです。そんな状態で叱りつけてしまうとさらなるストレスを招いてしまい、症状が改善するどころか悪化してしまう危険性すらあるのです。

 

【2】「どうにかしてやろう」という気持ちは禁物

上に書いたように、起立性調節障害の子供は自分が朝起きられないことに対してすでにストレスを感じています。何とかしようとしてもできないので、無力感も抱えています。そういうときにすべきことは、どうにかしてやろうと動くことではなく、病気は病気として見守ってあげようという気持ちで行動することなのです。
朝起きられないのであれば、遅刻させないように無理矢理起こすのではなく、例えば10分ごとに起こしに行って様子を見るなどして、自分から起きてくるのを待つぐらいでいいのです。焦りは禁物です。辛抱強くアプローチしてください。

 

【3】病気について十分な理解が必要

そして重要なのは、起立性調節障害という病気についての十分な理解です。
例えば風邪をひいて熱があるときに、無理矢理起こして学校に行かせますか? 体調が悪いのであれば、様子を見ますよね。起立性調節障害も同じことなのです。
上で書いたように、起立性調節障害の子供は、起きられない自分に対して怒りなどを抱えています。そんなときに叱るのでは、子供を理解せずに突き放してしまっているのと同じです。病気は病気なのだと十分に理解したうえで、子供の気持ちをしっかりと受け止めてあげるのが、最善とはいわないまでもベターな対応なのではないでしょうか。

 

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