【首が太くなる】朝起きれないのは甲状腺機能亢進症(バセドウ病)かも?【別名バッドモーニング】

早起きができないことを言うとまず、ほとんどの方が低血圧や自律神経失調症を思い浮かべるでしょう。
体内時計が狂い、セットできなくなる病気は、実は他にもあります。
その中の一つとして、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)があります。
この病気は、数年前に歌手の絢香さん(有名な曲名として「にじいろ」や「ありがとう」「三日月」など。FF7クライシスコア主題歌「why」でも話題となりました。)が患って休業したため、少しは世の中に認知されてきた病気ですが、まだまだ名前だけしか知らない方も多く、自分がバセドウ病になっても気がつかないことが多いのです。
記事の目次
患者の8割が女性
患者の8割が女性なのです。甲状腺ホルモンが暴走することにより、更年期障害や、自律神経失調症に非常に似た症状ばかりで、
よく誤診されることがあります。
こちらがバセドウ病の主な症状です。
パセドウ病の主な症状
・怒りっぽい、常にイライラする(男性は特に暴力を振るったりすることもある)
・うつ状態になる
・ホットフラッシュ(カーっと急に体がほてること)
・どんどん痩せていく
・不眠
・朝起きられない
・悪夢にうなされる
ここまでの症状によって、更年期障害やうつ病と間違えられ、発見が遅れることが多いです。
では、これらの病気と違う症状を上げていきます。
パセドウ病のみの症状
・動悸がする(常に脈拍が90〜150ほどある)
・首が太くなる
・目が飛び出る
・食べる量が多くなった
症状として多いのは、動悸がすることで発見されやすいです。
上4つの症状が出ない方もいるので、もし自分がバセドウ病かもしれないと思った時には、甲状腺数値の血液検査を医師に相談して受けることをお勧めします。
バセドウ病は、通称バッドモーニング病と呼ばれている病気です。熟睡できず、朝どっと疲れて起きる、または起きられないからです。
病気を早期発見して治療することで、苦しみから早く解放されます。
当てはまった方は、内科で血液検査をしてもらうか、甲状腺専門の医者に早めにかかることをお勧めします。
最初の方で言った通り、バセドウ病は、甲状腺が元気に働きすぎて、暴走してしまう病気のことです。
甲状腺とは、喉の両側にあって、蝶のような形をしています
。一体、バセドウ病になるとどんな症状が見られるのでしょうか。
「バセドウ病の症状」はどんな症状がありますか?
一番わかりやすく多くの人に現れる症状が、以下の6つです。
・手、足が震えている
・食べても食べても痩せていく
・朝、起きられなくなる
・怒りっぽくなったり、情緒不安定になり、性格が変わったようになる
これらの症状はよく見られます。また人によって見られる症状は、
・目が飛び出たように見える
・甲状腺が腫れている(首が太くなったように見える)
などです。
また、うつ病と症状が似ていることもあり、よく精神科に行って抗鬱剤を処方され、余計に悪化させてしまう人もいるので注意が必要です。
手を幽霊のようにだらんと前に伸ばした時に、小刻みに震えるようならば、まずバセドウ病を疑ってください。
別名「バッドモーニング病」と呼ばれるバセドウ病
バセドウ病には、朝起きられなくなり、午前中は体調が優れず、寝たきりになる人も多いです。困った症状が出ます。バッドモーニング病、グッドモーニングない病と呼ばれることもあるほどです。では、なぜ起きられなくなるのでしょうか。
甲状腺で作られるホルモンが過剰になると、体は常に働いた状態になります。
特に朝は、副交感神経が交感神経に切り替わるのですが、バセドウ病の人はまずホルモンが暴走しているために体内時計が狂いやすく、うまく神経の切り替えができなくなります。
そうすることで夜に寝付けない、悪夢にうなされて起きやすい、熟睡できない、朝起きられないなどの睡眠障害につながるのです。
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