ADHD・起立性・季節性・パセドウ病・双極性等の病気・症状も改善していきましょう

目覚ましで朝起きれず会社に遅刻。原因はこの病気にある?【睡眠相後退症候群の症状・治療】

目覚ましで起きれないのは怠けではなく、病気かもしれない?

 

朝、目覚ましをかけてもひとりでは起きられず、家族に起こしてもらってやっと起き上がり、
食事もそこそこにぼ~っとしながら会社や学校に向かうということはありませんか?
午前中はぼんやりして仕事や勉強に集中できないのに、何故か夜になると目が冴えて趣味や
読書に没頭してしまい眠気が起きず、夜明けが近い頃にやっと眠りにつく、そんな日常の
習慣があるとしたら、睡眠相後退症候群になっている可能性があります。

 

睡眠相後退症候群は休みの日は問題ない

 

睡眠相後退症候群は、いわゆる他の睡眠障害とは違って、人よりも遅い時間に眠るというズレがあったとしても、ぐっすり眠っているわけですから休みの日など自分のペースで過ごせる時には好調です。
夜遅くまで好きなことをして夜明け近くに眠り、午前中の遅い時間に起きるという自分のリズムが出来てしまっているのです。

 

中学生や高校生の時に自由に過ごしすぎた?

 

しかし、これでは会社に入って普通の人と同じ時間帯で十分な活動ができなくなってしまいます。
これは生活の習慣というより睡眠相後退症候群という病気なのです。
十代の頃に発症しやすいと言われますから、中学生や高校生の時の夏休みなど自由な行動ができる時に、まさに自由に過ごしすぎた結果と言えるでしょう。

 

眠らなければと焦ると逆効果

 

いざ就職をして朝早く起きなければならないのに、夜中目がさえて眠れない。眠らなければと焦れば焦るほど眠れないということになってしまいます。
睡眠薬には頼りたくないし、もし睡眠薬を飲んだら朝まで残って余計にぼーっとしてしまうと辛い思いをしている人がけっこう多いかも知れません。

 

 

睡眠相後退症候群の症状を治したり(治療)、 良くしたりするには?

 

睡眠相後退症候群の人が朝起きられるようになるためには、朝起こすことはかえって逆効果になります。

睡眠相後退症候群の人は夜に眠る事ができず、睡眠時間の不足から朝起きることができなくなっているので、

 

早起きとは逆に3時間ずつ眠る時間を遅くしていき、数日間かけて正常な就寝時間になるように調整していく方法が有効で、 これを時間療法と呼ばれています。

 

睡眠相後退症候群を早く治すには専門の治療が必要

 

ただし、一旦睡眠相後退症候群になってしまうと、体内リズムを正常に戻すのが難しいため、専門機関にかかるのが早く治療するためには必要です。

 

睡眠相後退症候群は、全国にある睡眠専門外来や、心療内科、精神科や睡眠障害外来で受診しますが、あらかじめ睡眠相後退症候群の治療について病院に確認してから受診する事をおすすめします。

 

メラトニンの受容体に作用する「ロゼレム錠」

 

睡眠相後退症候群の治療で投与される薬は、脳内のホルモンであるメラトニンの受容体に作用する

ロゼレム錠」などが使用されます。病院での治療は、通院しながら自宅で専門医の指示に従って生活習慣を戻していく方法と、入院する方法があります。

 

自宅で治療する場合は、医師から処方された薬を飲みながら、アルコールを控える朝に太陽の光をなるべく長く浴びる夕方以降はカフェインの摂取を控えパソコン画面などを見ないようにするなど、睡眠改善のための生活習慣に移行してきます。

 

遅い人で治療期間は半年必要

 

通院の場合は早い人で1ヶ月、遅い人で半年間ほどの治療期間が必要になります。

入院の場合はもっと早い効果が期待できますが、入院期間は仕事や学校などの生活を犠牲にして治、療にあたる必要があるので、症状や環境などに合わせて、どちらを選択するかを判断する必要があります。

関連記事

最新記事一覧