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【朝に弱い】起立性調節障害の男性・女性に適したお仕事・職業とは一体なに?【フレックスタイム制】

 中学・高校時代に起立性調節障害だった人は、大人になっても症状が残るとされています。

 

 

ある調査報告では、女性で5割、男性で3割に何らかの症状が大人になっても残るといわれています。

 

大人になると一般的に症状は軽くなりますが、朝に弱く、長い睡眠時間が必要な起立性調節障害の方は、その特性に合った仕事を選択していくことが必要です。

 

今回は起立性調節障害の方に会った職業と性質上合わない職業をご紹介していきます。

 

起立性調節障害の方に向いていない仕事3タイプ

起立性調節障害の方に向いていない仕事を3タイプに分けて、ご紹介いたします。

 

 

【1】立ち仕事

起立性調節障害の人は血圧が低いため、足などの末梢にある血管から血液を脳や心臓へ送り返す力が弱いです。そのため、立ちくらみやふらつきが起こりやすく、長時間立ったままでいる仕事は避けることが望ましいです。例としては、美容師や飲食店勤務、警備員などが挙げられます

 

。症状が重い場合は失神が起こる場合もあり、立ち上がった直後に反応がある人もいれば、数分〜数時間後に症状が出ることもあり、予測できない点が難しいです。立ち仕事は体への負担が大きく、状態によっては危険性も伴うためおすすめはできません。

 

 

【2】ストレスがかかる仕事

起立性調節障害は、自律神経の乱れが原因と考えられています。仕事上のストレスは自律神経の乱れに直結し、起立性調節障害の症状が増悪する可能性があるため、注意して向き合う必要があります。

 

どのような仕事でもストレスは生じるものであり、さらにストレスと感じる事柄には個人差があります。しかし、自分がストレスと感じる事柄を自己分析し、人間関係や仕事量など、できるだけストレスとなる要因を排除できるような環境を選択する必要があります。

 

 

【3】夜勤や早朝勤務のある仕事

起立性調節障害の方の多くは、朝や午前中に血圧が低いことが多いため、早朝勤務は体へ大きな負担となります。また、起立性調節障害では午後〜夕方に血圧が上がり調子がよくなることが多いために就寝が遅くなり、さらに朝起きられなくなるという悪循環に陥りやすいです。

 

起立性調節障害に特有である症状の日内変動から、夜勤や早朝勤務など不規則な勤務がある看護師や介護士などの仕事は向かないといえます。

 

 

起立性調節障害の方は朝に血圧が低く、午後から調子が良くなる特徴があります。また、起立性調節障害の原因となる自律神経の乱れには、ストレスが大きく影響を及ぼします。それらの障害特性に応じて、状態を憎悪させるような勤務条件を避ける必要があります。

 

起立性調節障害の場合は立ち仕事を避けることが望ましいですが、下肢のポンプ作用(心臓に血液を送り返す力)を高めるため、適度なウォーキングなどを習慣的に行うことをおすすめします。

 

起立性調節障害の方に向いている仕事3つ

起立性調節障害の方に向いている職業のタイプを3つほど、ご紹介します。

 

 

【1】フレックスタイム制の仕事

フレックスタイム制を導入している企業では、出勤・退社の時刻を自由に決めることができます。

コアタイムと呼ばれる必ず勤務すべき時間帯を除けば、自分の調子に合わせて勤務時間帯を調整することができます。

 

フレックスタイム制は、デザインや設計に関わる仕事など、労働時間を定めない方が仕事の効率が上がると判断される場合に用いられることが多いです。毎日同じ時間に出勤するという形式にこだわるよりも、結果主義の考え方に基づいています。

 

結果が求められる制度ではありますが、朝遅刻するというプレッシャーから解放されることから、起立性調節障害の人に向いているタイプの勤務形態です。

 

・フリーデザイナー

・フリーイラストレーター

・フリーのプログラマー 

 

 

【2】事務系の仕事

事務系の仕事は、長時間座っていることが多いため起立性調節障害の方には負担になると思われがちです。

 

しかし、長時間飛行機に乗っているときに足を動かすと血流が良くなるのと同じように、事務作業中も意識して足の体操を行うなど工夫することで就労の可能性が広がります。事務仕事は体力的にもハードではなく、立ちくらみなどが生じた際も一度椅子に座って深呼吸する余裕が持てます。

 

立ちくらみなどの症状は一過性に収まることもあるため、自分の調子に合わせて数秒〜数分単位の短い休憩を取ることのできる環境があることは安心です。

 

特に、病院やクリニックに勤める人は、他の職種と比べて病気に理解を示してくれやすい傾向があります。事務職の中でも、特に医療事務の仕事は比較的周囲からの理解が得られやすく、良く作用する可能性があります。

 

 

【3】同じ業務を行う同僚が複数いる仕事

起立性調節障害の人は、状態によってどうしても遅刻や欠勤が必要となる場合があります。その際、自分にしかできない仕事を担っていると、職場の業務全体に迷惑がかかってしまいます。

 

例えばコールセンター勤務など大勢の従業員が同時に作業するといったように、自分一人が欠勤しても全体の仕事に重大な影響がでない職業が望ましいです。

 

「自分の代わりがいない」ということはやりがいや責任感には繋がりますが、その反面でプレッシャーが強まる、調子が悪くても欠勤しにくくなるといったデメリットもあります。その点がクリアできるように、同一業務を行うことのできる同僚が複数いる環境を選択することは重要です。

 

起立性調節障害の人は、能力がある場合でも朝の弱さや遅刻・欠勤が就労の妨げになってしまい、十分に力を発揮することができません。そのため、勤務時間帯がフレキシブルである、短い休憩がとりやすいなど、ある程度自由度の高い環境が適しています。

 

また、もし欠勤しても職場への影響を最小限にとどめられる環境を選択することで職場との信頼関係も大幅には損なわれず、自身へのストレスも軽減できます。

 

 

まとめ

 

以上、今回は「起立性調節障害の人に向いている職業タイプは一体なんなのか?」というテーマに沿って、向いていない仕事・向いている仕事のタイプをご紹介しました。

 

自身の起立性調節障害の症状や程度と相談しながら、無理のない仕事を選択することを意識してみてください。

 

 

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