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起立性調節障害でもアルバイトはできる?向き不向きのアルバイト6個

中学・高校生の頃に起立性調節障害になると、大人になっても症状が残ることがあります。

 

朝に弱い・体力がないなどの症状が残っている場合、自分の特性に合ったアルバイトを選ぶ必要があります。結論から言うと、起立性調節障害の方でもアルバイトを行うことが可能です。

 

しかし、アルバイト選びの際に仕事内容や勤務時間帯などには注意をする必要があります。今回は、起立性調節障害の方に向いている・向いていないアルバイト例をそれぞれご紹介します。

 

起立性調節障害の方に向いていないアルバイトは?

 

【1】コンビニのアルバイト

誰にでも簡単に始められそうなコンビニのアルバイトですが、その仕事内容は社会のニーズによって多様化してきています。レジ打ちの様子だけを見ると簡単そうに見えますが、最近では宅急便や郵便、各種チケット、簡易的なカフェサービスなどを取り扱うことから、仕事内容は多岐にわたります。

 

また、バックヤードでの業務も多く、商品の品出し作業も含みます。

 

コンビニに並べられている商品を見てわかるように、雑誌や飲み物など重さのあるものも取り扱っており、それらの品出しを少人数で随時行うとなると重労働です。立ち仕事が多く、重労働も含まれることから、体力がないと感じる起立性調節障害の方は注意しましょう。

 

 

【2】居酒屋のアルバイト

居酒屋など飲食店でのアルバイトは、起立性調節障害の人には向かない仕事であるといえます。長時間の立ち仕事であるため、血圧の低い人であれば全身に流れた血液を心臓や脳に送り返すことが不十分となり、めまいや立ちくらみを引き起こす可能性があるためです。

 

さらに、居酒屋のアルバイトでは夜22〜23時頃までの勤務が一般的であるため、帰宅すると深夜0時を過ぎてしまうこともあります。就寝時間が遅くなり、翌日の朝はますます起きるのが辛くなっていきます。

 

起立性調節障害の人はより長い睡眠を必要とする傾向があり、生活リズムが乱れると自律神経のバランスも乱れていきます。特に学生のアルバイトの場合、翌日の講義等に出席できず単位を取得できなくなっては本末転倒であるため注意が必要です。

 

 

【3】塾講師のアルバイト

時給も良いことから人気ある塾講師ですが、基本的に予約やスケジュールで動くような仕事は融通が利きにくく責任が大きいです。さらに学習塾では集団の規模が大きくなるほど影響力も大きいです。

 

また、塾に通う生徒達は定期試験や受験前の対策などで結果を出すことを目標としており、塾に通った成果を出すという親御さんの期待も背負っています。体調不良などで、重要な時期に突然の欠勤になってしまっては、お子さんはもちろん親御さんの満足度も上がりません。

 

また、塾の場合は別日に振り替えて講義を行いたくても、それぞれ他の習い事がある、講義室の確保ができないなど後のフォローが難しくなります。

 

起立性調節障害の症状は日によって変動するため欠勤の可能性があることから、欠勤すると多くの人に影響が出る塾講師は向いていないアルバイトといえるでしょう。

 

起立性調節障害の方に向いているアルバイトは?

【1】コールセンターのアルバイト

コールセンターでのテレホンアポインターとしてのアルバイトは、朝〜深夜までの幅広い時間帯で需要があります。日中は発信と受信の両方を行いますが、深夜のアルバイトは通信販売の注文受付など受信業務を専門に行います。

 

幅広い時間枠があるため、起立性調節障害の人は自分の体が楽になる午後〜夕方の勤務を選択することができる点でメリットがあります。

 

発信のアルバイトの中にはアルバイトのシフトが自己申告制のオフィスもあるので、自分の体力と相談しながらアルバイトをすることができます。

 

そのようなオフィスでは、もし体調が悪く欠勤しても、別の日に業務を振り替えるなど必要な対応がとれるため、アルバイト・会社の双方が融通をきかせやすいことも魅力的です。

 

 

【2】家庭教師のアルバイト

先に述べた通り、学習塾でのアルバイトは融通が利かないため起立性調節障害の方には向かない一方で、家庭教師は勤務スタイルが変わります。

 

中学生〜高校生に対する家庭教師のアルバイトは、各ご家庭と自分のスケジュールから随時調整して訪問日時を決めます。多くの場合、平日の放課後〜夕方の時間帯か土日となります。また、一回のアルバイトは1〜2時間と短いため、体力面でも負担が少ないです。

 

起立性調節障害がある方のアルバイトでは、生活リズムや体力面に悪影響がないか注意する必要がありますが、家庭教師は一回あたりの労働時間が短く、起立性調節障害の方の調子が良くなる午後〜夕方に需要があるので働きやすいアルバイトといえるでしょう。

 

【3】内職のアルバイト

起立性調節障害の症状が重く、数時間単位のまとまった時間でアルバイトをすることに自信がない場合は、内職という選択肢が残ります。例としてはシール貼りや箱詰めなどがありますが、同じ仕事内容でも通勤型に比べ在宅で行う内職の方が報酬は低くなります。

 

しかし、内職の最大の魅力は自分のペースで作業できることであり、午後の調子の良い時間帯にまとめて行うなど調整可能です。

 

学生であれば、学業の合間に時間を見つけて少しずつ取り組むこともできるでしょう。

また、内職のアルバイトを通して自分はどの時間帯に体調が良いのか、何時間座って作業を続けられるかなど自己分析も可能であるため、次のアルバイトへ移行する際の目安となる情報を得ることができます。

 

 

起立性調節障害の方が意識すべきアルバイトの傾向とは?

起立性調節障害の方がアルバイトを選ぶ際、体や生活に負担がかからない範囲で勤務できるかどうかが重要なポイントとなります。

 

アルバイト選びの際に意識すべきこととしては、勤務時間帯が調子の良くなる午後〜夕方の中で選択できること、体力・身体面に負担がかからないよう立ち仕事や重労働を避けること、万一欠勤した際にも影響を最小限に留められることが重要となります。

 

これらの条件をクリアすることができれば、あとは自分の興味や関心に合致するアルバイトを選択して働くことができます。

 

 

起立整調節障害の方は自分の特性を把握すること

今回は、起立性調節障害の方のアルバイト選びにおいて必要なエッセンスをお伝えしました。

 

まずは、自分がどの時間帯に調子が良いのか、どの程度の負荷であれば体に負担がかからないのかなど、自分の特性を把握するために自己分析を行う必要があります。

 

また、学生のアルバイトの場合は、翌日の講義スケジュールなども考慮し、アルバイトが学業に影響を与えない範囲で働くように心がけましょう。

 

 

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