ADHD・起立性・季節性・パセドウ病・双極性等の病気・症状も改善していきましょう

今までの趣味が急につまらなくなった!うつ病の可能性が【症状別診断】

うつ病になると「感情」「意欲」「思考」の3つの面で症状が現れます。

以下の【1】~【3】までで、4つ以上当てはまる場合は、うつ病と考えた方が良いでしょう。

 

【1】鬱病になると感情が減退する?その症状は?

以下のように感情がネガティブになる場合は、十分に鬱病が疑われます。

 

「憂うつになる」

「理由もなく悲しい」

「寂しい」

「自分のことをダメだと感じる」

「不安や焦り、イライラ」

「無感動」

「死にたいと思う。何の希望もない」

「特に朝の抑うつ気分が強い」など。

 

【2】鬱病になると意欲が減退する症状は?

鬱病になると、以下の4つの意欲が減退していきます。

 

・何をするのも億劫になる

・行動力や集中力がなくなる

・人に会ったり話したりするのが面倒になる

・今まで好きだったことをやる気になれない

 

【3】鬱病になると思考減退する症状とは?

「頭がさえない」「考えがまとまらない」「集中力が無くなり、仕事の効率が落ちる」「決断力や判断力が低下する」「反応が遅くなる」「妄想」
などです。

 

また、精神症状だけでなく、身体の不調として症状が現れることもあります。

具体的に羅列しますので、複数当てはまる場合は鬱病だと自覚してください。

 

「睡眠障害(眠れない・早く目が覚める・何度も目を覚ます・寝た気がしないなど)」

「なんだか何もしていないのに疲労・倦怠感がある。」

「食欲不振」「めまい・耳鳴り」「口の渇き・味覚障害(おいしくない・食べるのが億劫)」

「特に何をしているわけでもないのに首や肩のこり」

「息苦しさ」

「頻繁に腰痛」「腹痛」「胃部不快感」

「下痢や便秘」「頻尿」「性欲減退」「月経不順」「勃起ができなくなるED(インポテンツ)」などがあります。

 

このような状態で、「趣味」に取り組んでも、つまらないと感じるであろうことは容易に想像できます

何をしてもおもしろくないし、何かをしようという気持ちさえ起きなくなってきますので、周りの人からは、理解不能だと感じられることも少なくありません。

 

もちろん「ただ単に気分が落ち込んだだけ」「好みが変化しただけ」という場合もありますので「趣味がつまらない」というだけで、必ずしも「うつ病」であると言い切れるものではありません。

 

ただ「いつもの自分自身と明らかに違っている」と感じ、その状態が2週間続くようであれば、「うつ病」を疑ってみるべきであるとされています。

 

 

自分が「うつ病」だと分かったらどうしたらいいのか?

最終的には、病院で診断されて確定すると思いますが、大切なことは「うつ病になるなんて・・・・」などと自分自身を責めないこと。うつ病は誰もがかかる病気であり、けっしてあなたが自分自身を責める必要がある病気ではありません。

 

強烈な自己嫌悪に陥ったりすることがありますが、それも症状の一つなのです。

 

特に、うつ病は「責任感の強い人」「無理をしてでも成し遂げようとする人」「まじめな人」などに発症しやすく、それは評価されるべき、あなたの長所でもあります。

 

あまりにも頑張りすぎたことにより、「少しお休みしたほうがよいですよ」という、あなたに対する心からのメッセージなのだと考えてください。

 

 

病院に行く場合は?

病院に行くことに抵抗を感じる方も多いかもしれませんね。

ちなみに病院にはいろいろな科があって、混乱されるとおもいますが、主に「精神科」「精神神経科」と書かれている医療機関で対応しています。

 

「心療内科」は心理的な要因による体の症状(心身症)を主な対象としていますが、軽いうつ病など心の病気をみている医療機関もあります。

 

これ以外にも「メンタルヘルス科」「メンタルクリニック」などの表記を掲げる医療機関でも受診することができますし、まずは「内科」を受診して、他の病気がないかをよくみてもらった上で、「精神科」を紹介してもらうという方法をとることもできます。

 

病院は、「うつ病」の患者さんを何人もみてきたプロですので、電話で連絡した際に、早急に対処すべきだと判断すれば、すぐに診てもらえることもありますし、受診していることがわかりにくいように配慮している病院もあります。

 

実際に受診した人に話を聞いてみると「特別な病院のように思っていたが、割と普通で、他にもたくさんの患者さんが居て、自分一人ではないと感じられた」などと言う人も居ます。勇気をもって、まずは受診してみることが重要なのではないかと思います。

 

 

鬱病で自分にできることは?

「うつ病」は、まわりの人に理解が得られにくい病気です。例えば、風邪をひいて高熱があるときに「あんなに好きだった趣味をどうしてやらないの?」などと趣味を楽しむことを強要したりはしませんよね。

 

けれども「うつ病」で、落ち込んでいる人を慰めようとして、一緒に趣味を楽しもうとする人はたくさんいます。

 

良かれと思っての行動なのですが、「うつ病」の人にとっては「楽しめない自分」を責める原因になったり、まわりの人にとっても「こんなに協力してあげているのに、非協力的だ」などの誤解を招いたりする要因となってしまいます。

 

まずは、病気であることを認めて、無理をしないでしっかり休養すること、そしてまわりの協力と理解が得られるように働きかけること、困難な場合は専門家の手を借りることなどが重要であると言えます。

 

 

最後に・・・

私自身、家族が「うつ病」になった経験をもつ一人なのですが、良かれと思ってしたことが、必ずしも患者さんにとっては、良いことではないといえるのが、この病気の最大の特徴です。

 

本人も辛いですが、家族や友人などまわりの人たちにも多大なストレスを及ぼします。負の感情は周りにも伝染するためです。

 

けれども、改善する可能性が高い病気でもありますので、これを読まれている方が、本人だとしても、家族などのまわりの方だとしても焦らずに、専門家の協力を得ながら、じっくりと対処していきましょう。

 

間違っても気のすすまない鬱病本人に何かしらの「趣味」を強要したりしてはいけません。

 

しっかりと興味のあることを調査して、さりげなく提案したり、無意識のうちにそれを行っている状態を作ることを意識しましょう。

 

鬱病は、自分自身も、家族などの周りの方も含めて、とにかく病気に対する理解こそが、この病気を治すための最大のポイントだとも言えますね。

 

 

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