ADHD・起立性・季節性・パセドウ病・双極性等の病気・症状も改善していきましょう

あなたがADHDだと思ったら何科を受診すべき?そして医者が誤診する可能性3つとは?

ADHDと一体なんなの?

ADHD(Attention-Deficit Hyperactivity)は、注意欠陥・多動性障害」と訳されます。ADHDのお子さんは、自分で行動を調整したり、抑制するのが苦手なため、不適切な行動をとってしまう特徴があります。

 

ADHDの3つの症状について

ADHDのお子さんは、注意や集中が続かない「不注意」・落ち着きがなくてじっとしていられない「多動性」・自分の感情や行動を抑えられない「衝動性」の3つの症状が絡み合って行動に現れます。

 

そのため、周囲の人々から「困った子」というレッテルを貼られてしまうことがあります。

 

 

ADHDが疑われる場合は?

ADHDのお子さんの行動は、周囲の人たちを度々困らせてしまうため、注意されたり、叱られたり、毎日非難され続けています。しかし、当の本人に悪気はないので、身に覚えのない行動を注意され続けた結果、反抗心や不信感が生まれたり、自尊感情が極端に低い性格になってしまうことがあります。

 

最悪の場合、非行や引きこもりになる可能性もあるため、自分のお子さんや周囲に気になるお子さんがいる場合は、病院を受診することも必要です。

 

 

ADHDの場合に何科を受診すれば良いのか?

 

一般には小児科を受診すれば良いのですが、医師にも専門や得意不得意があるので、病院選びは慎重に行いましょう。せっかく勇気を持って受診したのに、誤った診断をされてはかないません。小児科でも「小児神経科」や「小児精神科」が良いでしょう。

 

 

診察の基本的な流れ

ADHDなどの発達障害の診察は問診が主になりますので、事前に学校生活や家庭での行動についてエピソードを書き留めて持参しましょう。診断は国際診断基準のDSM-Ⅳの診断基準に基づいて行われます。それ以外にも、必要に応じて心理検査や発達検査を行う場合もあります。

 

病院選びで注意したいこと

先述したとおり、ADHDの診断は国際診断基準のDSM-Ⅳにて行われます。医師は本人や保護者から、学校や家庭での生活状況についてヒアリングし、診断基準に照らし合わせていきます。そして、ある一定以上の項目が合致したときにADHDと診断されます。つまり、医師の問診が大変重要になります。よく話を聞いてくれない医師や知識の乏しい医師では誤診される可能性があるということです。

 

 

ADHDと間違われやすい発達障害とは?

内科や外科であれば、画像所見や血液検査で診断が可能ですが、ADHDなどの発達障害の場合は、問診が主になるため医師によって診断にばらつきがあるのが現状です。ある病院では「アスペルガー障害」と診断されたけど、他の病院では「ADHD」と診断されたなんて話をよく耳にします。

 

以下に間違われやすい発達障害をまとめてみました。

 

 

【1】自閉症

視線が会いにくい、友達と楽しみを共感できないといった「対人関係の障害」・言葉の発達が遅れる、独り言が多い、会話ができないといった「コミュニケーションの障害」・体を常に揺らしている、落ち着きなく動き回る、回転するものや光るものをじっと見ているなどの「強いこだわりや興味の偏りがある」の3つの特性を持つのが特徴です。

 

【2】アスペルガー障害

先述した「自閉症」の特性を持っていても、言語や知的な遅れがない子を、アスペルガー障害といいます。相手の気持ちを理解できない。場にそぐわない会話をする。空気がよめない。感覚の過敏や鈍麻がある。といった特徴を持っています。

 

 

【3】学習障害(LD)

読む・書く・計算・推論などの学習能力の中で、何らかの学習能力だけが極端に劣る場合に診断されることがあります。例えば、文字は読めるし漢字も書けるけど、文章理解が極端に苦手、他の教科は優秀なのに算数だけは極端に劣るといった具合です。

 

 

医者の誤診による弊害とは?

ADHDと似た症状の発達障害が多いことがお分かりいただけたと思います。ではなぜ誤診してはいけないのでしょうか? 日本と同様にアメリカでもADHDの認知度が高まり、現在では早期発見・早期治療か行われています。

 

しかし一方で誤診の数が急増しているようです。調べによると誤診されたお子さんのうち、半数以上は早生まれだったそうです。4月生まれに比べると1歳も違いますから、落ち着きがなく聞き分けがないのも当然です。

 

また、現在では発達障害は脳の微細な機能障害との考えが主流なため、障害によっては、脳を覚醒・鎮静させる薬が処方されます。ADHDの場合はコンサータ、ストラテラという脳を鎮静させる薬が処方されますが、不要な薬を飲み続けることで、薬依存や重篤な副作用の危険もあります。

 

 

医者は完璧な存在ではなく過信はできない

お医者さんの診断は絶対ではありません。少しでも診断に不安がある場合は、セカンドオピニオンを強くお薦めします。適切な診断により、適切な支援が受けられるようになることはとても良いことです。

 

しかし一方では、誤診により不要なレッテルを貼られたり、薬の副作用や薬物依存になる危険があることも知っておくことが大切です。

 

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