ADHD・起立性・季節性・パセドウ病・双極性等の病気・症状も改善していきましょう

【重要な栄養】注意欠陥のADHDを良くし改善する栄養名11個【ナイアシン・セロトニンも】

ADHDとは

ADHD、「attention-deficit / hyperactivity disorder、AD/HD」は、「注意欠如・多動性障害」あるいは「注意欠陥多動性障害」とも呼ばれ、「集中力が続かない」、「不注意な行動が続く」、「衝動的な行動をとる」といった症状が見られます。

 

 

その原因は、現在も議論が続いている状況で、明確な結論にはいたっていません。

これまでにADHDの原因としてあげられているものとして、脳の障害があります。

特に脳の前葉前野付近がこの障害に関係しているのではないかという意見があります。

 

 

他にも人工甘味料などの食品添加物、農薬、喫煙、精神的な原因、育った環境、アレルギー、遺伝、外傷による脳損傷など、実にさまざまな要因があげられています。

 

今回、ADHDを改善する栄養にはどのようなものがあるのか、次の三つの視点を軸に調べてみました。

 

 

一つ目は「脳を健康にしてくれる栄養素」、二つ目は「精神を安定させてくれる栄養素」、三つめは「自然とのかかわりを強くする」という視点です。

 

 

順を追って説明していきます。

 

脳を健康にしてくれる栄養素

ADHDの発症に脳機能の障害が関係するのではないかという意見があることは、冒頭でお話ししました。

 

 

では、脳の機能を正常にしてくれる栄養素とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

 

【1】タンパク質

良質なタンパク質は、認知機能を改善する可能性が高いとされています。

たとえば卵は高タンパクでオメガ3脂肪酸なども豊富に含んでいます。

 

 

また、鶏肉には必須アミノ酸のトリプトファンが含まれています。

 

 

ADHDを発症した人は、神経伝達物質であるセロトニンのレベルに異常が見られる場合がありますが、トリプトファンはセロトニンの正常化に効果が期待されます

 

【2】セロトニン

他にも、セロトニンを正常にしてくれる栄養素としてビタミンB6があります。

 

 

ビタミンB6を多く含む食品には、バナナ、ニンニク、まぐろ、かつお、酒粕、鶏肉、ドライイースト、ゴマなどがあります。

 

【3】鉄分

鉄分も効果が期待されます。

 

 

血中の鉄分が不足すると、集中力が低下する、疲労感が高まるなどの不快感がつのる症状につながります。

 

 

あさり、牡蛎、しじみなどの貝類、イワシなどの魚、豚や牛などの赤身の肉に良質の鉄分が含まれています。

 

【4】乳酸菌

乳酸菌の摂取もADHDの改善に効果があるとされています。

 

 

乳酸菌には整腸作用だけでなく、免疫力のアップや、アレルギー疾患の改善作用があると見られています。

 

 

乳酸菌を多く含む食品として、納豆、ヨーグルト、ぬか漬、キムチ、味噌、麴などがあります。

 

【5】ナイアシン

ナイアシンは、ドーパミンやセロトニンなどの神経物質を生成するために必要な栄養です。

 

ADHDであった場合、この神経物質の代謝が良くないことによって、不安感でやすくなったり、集中力が欠けたり、持続性がなくなるなどの症状が出ると言われています。

 

ナイアシンを多く含む食品は、生たらこ、マグロ、明太子、鰯などがあります。

 

【6】炭水化物

炭水化物は人間にとって大切な栄養素です。

活動のエネルギー源になりますが、摂取するさいには注意が必要です。

 

 

低血糖で高繊維のものを選ぶようにしましょう。

その理由は、砂糖は脳を興奮させてしまう働きがあるからです。

 

 

GI値をご存知でしょうか。

 

 

GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品が体内に摂取されるときに、糖に変わって血糖値が上昇しいくスピードを計ったものです。

 

 

ブドウ糖摂取時の血糖値の上昇率を100としていて、これに対する相対値として表されています。

 

 

GI値60までを目安にしてみましょう。

 

精神を安定させてくれる栄養素

心の不安を取り除くというのは、実際にはとても難しいことかもしれません。

 

 

ストレスを緩和する働きとして、自律神経を調整してくれる食品が考えられます。

 

【7】マグネシウム

神経の伝達をすみやかにしてくれる栄養素としてマグネシウムも効果が期待されます。

 

 

マグネシウムはカルシウムとともに骨などを作るミネラルで、抗ストレス作用があると見られています。

 

 

マグネシウムを多く含む食品は、大豆、あるいは大豆から作られた豆腐、納豆など、野菜ではシソ、オクラ、パセリ、魚類では干しエビ、するめ、あさりなどがあります。

 

【8】ハーブ

脳への血行を改善するハーブとしてニンニク、オレガノが、記憶力をアップするとしてタイム、セージ、ローズマリーなどが着目され、注意力を高めるハーブとしてシナモンが注目されたこともありました。

 

 

スパイス類を上手く利用してみましょう。

 

【9】辛味成分、カプサイシン

トウガラシ、黒コショウ、生姜などの含まれるカプサイシン、ジンゲロールなども新陳代謝を促進する点では期待できそうです。

 

 

過剰摂取は注意すべきですが、辛いスパイシーな味も食生活に取り入れる工夫をしてみましょう。

 

【10】オメガ3

オメガ3とは聞き慣れない名前かと思いますが、不飽和脂肪酸の一種で、近年、ADHDの症状の改善に役立つという研究結果が多く出ています。

 

 

特に不注意の症状が軽減することが期待できます。

 

 

認知機能に役立つ栄養なので、不足することで神経細胞の細胞膜が鈍くなり、感情のコントロールがうまくできなくなります。

 

オメガ3は体内で生成することができないので、不足した場合は食事やサプリメントで補ってあげる必要があります。

 

トランス脂肪酸が増えると、オメガ3脂肪酸より優勢になりますので、ショートニングやマーガリンを含むケーキや菓子パンなどの食べ過ぎにも注意する様にしましょう。

 

サプリメントでの摂取も有効的ではありますが、食事でしっかり摂るにはマグロ、鯖、鰤、秋刀魚などの魚類やくるみや栗などの実類、α‐リノレン酸を豊富に含むえごま油などもおすすめです。

 

【11】酵素

私たちの体には二つの酵素があり、それらの酵素がしっかり働くことで基礎代謝をあげて、健康的な生活を送ることができます。

 

食べた物が消化器官で消化され、血液を介して体に送り届けられるのはそのうちの一つである消化酵素の働きがあるからです。

 

ADHDであった場合、この消化酵素が不足しがちであると言われており、そのため、腸内環境が乱れがちで、下痢や便秘であるケースが多くあります。

 

 

下痢や便秘でお腹の調子が悪ければ、大人でも不安感があったり、イライラしてしまったりと悪影響があるものです。

 

消化酵素を補うためには、野菜やフルーツ、味噌や納豆などの発酵食品を意識的に摂取するといいでしょう。

 

 

自然とのかかわりを強くする

ADHDの治療薬としてストラテラやコンサータなどがあります。

しかし、人間はもともと自然のなかで生まれ、生活してきました。

 

 

治療薬も重要ですが、一時しのぎに過ぎません。

 

 

自然の力をもとに「身体的治癒力」や「免疫力」をあげることを大切にしなければ根本的な解決には至りません。

 

例えば、食品を手に入れるときには、なるべく自然から離れないようなものを積極的に取り入れるように心がけてみましょう。

 

 

鶏肉なら地鶏、野菜なら農薬に汚染されていないものを選んでみるとか、人工甘味料や人口添加物が使われていないものを選んでみましょう。

 

 

基本的にバランスのよい食事を摂取するというのは言うまでもありませんが、豊かな自然環境に根差した食品から、自分に合った食材を選んで摂取することで、体内からクリーンにしていけば、ADHDの改善につながる一歩になるのではないでしょうか。

関連記事

最新記事一覧